勉強机に関して集中力を高めるポイントとして、机上の整理を思い浮かべる人が多いでしょう。
たしかに余計なものを置かずに、目の前の教材だけに神経を向けられることは大切です。
しかし、それと同じぐらい勉強机の配置も重要なので注意してください。
置き方によっては、すぐに他のことに気を取られてしまうケースもあります。
たとえば、窓辺に配置してしまうと、そこから見える光景に目をやることが懸念されます。
学校でも窓際の席が人気ですが、その席から運動場の様子などを眺めている生徒は多いです。
人間は動きがあると目で追ってしまう性質があるため、そのようなリスクがないところを選択する必要があります。
そういう意味では部屋の四隅のうち、ベランダなどに接していなところがおすすめです。
ただし、後ろにドアがあるところは避けたほうが無難です。
誰かが部屋に張っているかもしれないという緊張があり、そちらが多かれ少なかれ気になってしまうからです。
集中力が十分に高い状態だと問題ないかもしれません。
その状態に達するまでに時間がかかりやすくなり、効率の面では改善する余地があります。
よって、ベランダなど接しておらず、後ろにドアがない部屋の隅が良いでしょう。